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  <title>Rough Draft</title>
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  <description>封神演義（藤崎版）の健全SSが中心。そのほか、北方水滸伝も話題に出るそんなブログです。</description>
  <lastBuildDate>Thu, 19 Nov 2009 07:30:50 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>If I was a bird.(封神演義・姫発＆太公望)</title>
    <description>
    <![CDATA[ご無沙汰していてすみません。<br />
<br />
就活始動、論文佳境。<br />
単位は常に綱渡り。<br />
でもまだサイト続けるよ！←<br />
<br />
昨日友達とお絵描き大会をしたけれど、やはり自分は文書きのほうが向いている、気がした。<br />
でも女の子の足を描くのはたのしすぎる←<br />
<br />
さてリハビリも兼ねて、自然な会話練習をしてみる。<br />
<br />
<br />
<br />
If I was a bird…………………<br />
<br />
「どう思った？」 <br />
<br />
「？」 <br />
「初めて空を飛んだ時」 <br />
「どう…」 <br />
<br />
<br />
豊邑城の一番空に近い屋根上に、王と軍師が、並んで寝そべる。 <br />
<br />
「…そうだのう、初めて馬に乗ったようだったかのう」 <br />
「馬ぁ？…本当かよ」 <br />
「うむ。お主もしたであろう？馬の背に乗って、何処へでもゆける気が」 <br />
<br />
「…ああ、したな」 <br />
<br />
互いの顔を見ることもない。 <br />
空への視線。 <br />
至極適当な、適切な距離感で彼らは仰向けになっていた。 <br />
<br />
<br />
「飛びたくなったか？」 <br />
<br />
「…んいや」 <br />
<br />
王は寝たまま伸びをしながら答える。 <br />
<br />
伸びでためた息を鼻から吐き、<br />
<br />
「何処でも行けるのはおもしれぇけど。 俺だけどっか行ったってしょーがねぇだろ」 <br />
<br />
「ほお。何故」 <br />
<br />
<br />
「俺がひつよーなんだろ。ここの皆には」 <br />
<br />
俺がひつよー、なのか。 <br />
武王が必要、なのか。 <br />
青臭い問いかけだが、とりあえず自分はここにいなければいけないらしい。 <br />
<br />
<br />
「…うむ」 <br />
<br />
本当は、逆だろう。 <br />
王の孤独は、多分、本人も気付かないような所で彼を包んでいる。<br />
「わかっておるならよい。その分皆を労ってやるのだ、…わしも含めてな」 <br />
にやり、と軍師が笑う。<br />
<br />
王は、悪ガキのような顔をして笑う。<br />
「なんだ、エラソーに。あんまりエラソーだとお前の今日の点心モモマンは抜きだ」 <br />
<br />
「お…おぬし卑怯だぞ」<br />
「お前に言われたくねぇな」 <br />
<br />
からからと笑うと、武王はよいしょ、と身体を起こした。 <br />
「さて、邑姜にどやされてくっか」 <br />
<br />
「バットで殴打されるでないぞ」<br />
寝そべったまま、軍師は王の背中に言った。 <br />
<br />
「大丈夫、あいつは暴力振るったりはしねぇって」<br />
ひらひら手をふり、武王は降りて行った。 <br />
<br />
「…邑姜のやつ、わしには暴力ばかり振るいおった癖に…」 <br />
<br />
厨房に飛んで行って邑姜の点心を盗み食いしてやろうかとふと思ったが、とりあえずは、もうしばらく秋晴れを楽しむことにした。 <br />
<br />
<br />
fin. <br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>雑記</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E9%9B%91%E8%A8%98/if%20i%20was%20a%20bird.-%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9%E3%83%BB%E5%A7%AB%E7%99%BA%EF%BC%86%E5%A4%AA%E5%85%AC%E6%9C%9B-</link>
    <pubDate>Thu, 19 Nov 2009 07:30:50 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ゆるぎなく。(蝉玉・封神演義）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><br />
蝉玉と土行孫。<br />
<br />
ちょっと、美化したかもしれない。苦笑<br />
なんにせよ、私は蝉玉がうらやましくて仕方がないのだと思う。<br />
<br />
ゆるぎなく、･･････・・・・・・・・・・・・・・・</p>
<p><br />
&nbsp;</p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">愛してるわ、ハニー。</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">どんなときだって、そして、いつまでだって。</font><br />
&nbsp;</p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「おぬし、よく飽きぬのう」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「飽きないって、何に？」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「そいつだ、そいつ」</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">いつものように、土行孫を抱きしめている蝉玉。</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">それを見ていつものようにあきれている、太公望。</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">今日はいつも思っていたことがどうにもこらえきれなくなって、ついに聞いてしまったのだ。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「飽きることなんて、あるわけないじゃない。ハニーより魅力的なヒトなんて、居るわけないわ」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「ほぉ」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「･･･」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">土行孫はもう何も言うまいと思ったのか、無気力に黙りこくっている。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「まあ、よい。土行孫、おぬしの師匠が玉虚宮で呼んでおったぞ。早く行け」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「お、おぉ。ありがとよ。じゃ、そういうことだから俺は行くぜ」</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">ここぞとばかりに土にもぐり逃げ出そうとする土行孫だったが、蝉玉がそれを許すはずもなかった。</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「あぁっ、ハニー、私も行く！」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「・・ぉい！」</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「蝉玉」</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">見かねた太公望が声をかけた。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「なによっ」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「師匠だぞ。行かせてやれ」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「・・・わかったわよ」</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">しぶしぶ蝉玉はその手を離し、土行孫は逃げるように土の中をもぐっていった。</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">彼のもぐっていく跡を見つめる蝉玉は、いつもは見せない寂しさをにじませていた。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「ハニー・・・」</font><br />
&nbsp;</p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「・・のう、蝉玉」</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">名を呼ばれて、ゆっくりと彼女が振り向く。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">いつもはそのかっとばした言動のせいであまりそういったイメージは見えないが、</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">こうした彼女の一瞬の仕草を見ると、彼女もまた良家の娘であり、</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">美しさをたたえていることに気づく。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">この女に想われておるというのは、土行孫の奴、自分が思うより不幸ではないと思うがのう。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「とやかく言うつもりはないが、あまり無理をさせるでないぞ」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「･･･無理ってなによ」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「いや･･･」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「私は、私はハニーを守るの。だから、一緒にいたいの。ハニーさえ居れば、私は強いから」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「では、土行孫は、どうなるのだ？」</font><br />
&nbsp;</p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">ふ、と一瞬蝉玉は口を閉じて、次の瞬間、華のような笑みを浮かべた。</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「あのヒトは、あんなふうにしてるけど、大丈夫なの」</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">「何ゆえに？」</font><br />
&nbsp;</p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「だって、ほら」</font><br />
&nbsp;</p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">促されて太公望が山のほうへ目を向けるとそこには。</font><br />
&nbsp;</p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">「･･･なるほどのう」</font></p>
<p style="margin-bottom: 0cm" lang="ja-JP"><font style="font-size: 10pt" size="2">掘られて盛り上がった土の上にさりげなく、さっきまでなかったひなぎくの花が一輪置かれていた。</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">たぶん彼が帰ってきたら、知らん振りをするのだろう。</font><br />
<font style="font-size: 10pt" size="2">彼女はその花をいとおしそうに拾い上げて、そっと髪に差し、強く微笑んで見せた。</font></p>]]>
    </description>
    <category>封神演義</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9/%E3%82%86%E3%82%8B%E3%81%8E%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%82-%E8%9D%89%E7%8E%89%E3%83%BB%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Tue, 25 Aug 2009 15:23:17 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>贅沢な憂鬱(雑記・更新）</title>
    <description>
    <![CDATA[○拍手お礼話を一個追加しました。 <br />
現在３パターン表示されますが、設定上、１パターンのみ、小話がついてないものがあります。 <br />
また追加しますので、しばらくお待ちください。汗 <br />
<br />
<br />
うちの大学は休みがずれているため、７・８月が夏休みです。 <br />
つまり、もう休みが大半終わっています。汗 <br />
この夏休み私がやったことといえば、 <br />
○当ブログの開設。 <br />
○水滸伝読破・楊令伝４巻まで読了。 <br />
○中国もの小説への投資。 <br />
○ニコニコめぐり <br />
・・・・ <br />
<br />
あれ、おかしい。本当は英語の勉強や独立論文の下調べをしているはずだったんだけどなぁ・・・ <br />
<br />
やばい、泣きたくなってきた。 <br />
<br />]]>
    </description>
    <category>雑記</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E9%9B%91%E8%A8%98/%E8%B4%85%E6%B2%A2%E3%81%AA%E6%86%82%E9%AC%B1-%E9%9B%91%E8%A8%98%E3%83%BB%E6%9B%B4%E6%96%B0%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Mon, 17 Aug 2009 14:50:45 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>邂逅(普賢・封神演義)</title>
    <description>
    <![CDATA[久しぶりの更新になってしまいました、すみません。汗<br />
ノートPCでかいていた聞仲過去話が何度も強制終了のうき目にあって書き終わらず、書いて田舎(祖母宅)からアップしようとしたら接続ができず、とにかく気分を変えよう！と思い携帯で気合い入れて書いた普賢過去話です。<br />
<br />
彼は水辺の人だと思います。<br />
<br />
<br />
邂逅……………………<br />
<br />
<br />
<br />
凪いだ湖が、僕は昔から好きだった。 <br />
<br />
僕が生まれたのは、朝歌よりすこし南の湖畔にある小さな村だ。 <br />
あまり走り回ったり力仕事をしたりするのは好きでは無かったけど、澄んだ湖に潜ったり、小舟にゆられて昼寝をしたり、ときどき岸にやってくる魚を眺めたりするのが好きだった。 <br />
漁をしていた父は、よく僕を船に乗せてくれた。そして捕れた魚を持って、様々な集落へ僕を連れて行った。 <br />
<br />
色々な人にあったと思う。 <br />
<br />
魚を気に入って、お金のほかに美味しい野菜をくれる人。 <br />
魚の代金をごまかそうとする人。<br />
魚が食べたくてもお金や換えるものを持たずに悲しむ人。<br />
それに追い剥ぎ。 <br />
<br />
父のとる魚を受け取った人の笑顔を見るのはとても嬉しかったけれど、僕の心に残るのは、受け取れなかった人、奪おうとする人の顔に見える哀しみだった。 <br />
<br />
「ねぇ父さん、どうしてあの人にお魚をあげないの？お腹を空かせているのに」 <br />
<br />
ある日訪れた村で僕は父に聞いた。 <br />
<br />
父はその時、こう僕を諭した。 <br />
「いいかい、賢。私たちは先ほど、隣の家へ行って魚を80文で買って貰っただろう。その80文で買った人が、私たちが無償で魚を他の人へ渡したと知ったら、もう私たちから魚を買おうとは思わないだろう。わかるね？」 <br />
「…うん」 <br />
<br />
その夜、僕は物音に目を覚ました。 <br />
父はどこかへ出かけようとしていて、僕は思わず後をつけていた。 <br />
向かった先はさっきお腹を空かせていた人の家で、父は魚に素早く糸を通し、外からぱっと見には見えない軒下へ魚をくくりつけた。 <br />
そして何も言わずに踵を返した。 <br />
僕が父より早く宿へ戻ろうと振り向くとそこには父がいて、驚く僕に向かって目配せをしてみせた。 <br />
<br />
「賢、私たちはあの人の家の前に魚を落としてきてしまった。落としてしまったのは売れないし、ずっと持っていけば残ってしまうので、そのままにした。そうだろう？」 <br />
<br />
そう言って父は笑った。 <br />
<br />
朝起きて気付いてみれば、父はたびたび魚を「落として」いた。 <br />
それでも父の商いが成り立っていたのは、魚を受け取った人が人にそれを言わず、次には必ず魚を買ってくれようとしたからだろう。 <br />
暗黙の「理解」が、彼らの間には確かに存在した。 <br />
<br />
その理解を共有できない人もたまにはいて、魚やその売り上げを奪おうとする人にもたくさん出会ったけれど、その時も父は交渉する事を忘れなかった。 <br />
互いの理解と、利益の共有のために。<br />
<br />
そして、父は死んだ。 <br />
父を理解しようとしなかった盗賊は、父と僕を打ち倒し、持っていたものの全てを奪った。 <br />
<br />
でも、僕は見たんだ。 <br />
意識を取り戻し、息を殺していた時、盗賊の一人が「すまねぇ」と言い、目を赤くしていたのを。 <br />
<br />
そして僕が次に見たのは、父の変わり果てた姿だった。 <br />
<br />
なぜ、分かりあえなかったのか。<br />
僕は父を亡くして以来、ずっとそれについて考えていた。 <br />
<br />
なぜ人が理解しあえないのか、なぜ、すれ違い対立するのか。 <br />
父はいつも理解しようとしていたのに。 <br />
<br />
僕はその答えを、学問の中に見い出そうとした。 <br />
村を抜け出して町へ行き、師と仰ぐべき人を探した。 <br />
やがて僕は白髭の老人に出会い、彼に字を習い、書を読むようになった。  <br />
しかし、どの書を読んでも、僕の望む答えは書かれてはいなかった。 <br />
「先生、なぜ、人は理解しあい共存することができないのですか？」 <br />
「それは難しい問いじゃのう。しかし、言うなればそれは… <br />
人に“信念”があるからじゃ」 <br />
<br />
「信念」 <br />
<br />
「おぬしが他と理解しあえると言うのも、それはおぬしの信念にすぎぬ。逆に他とは決して理解出来ぬという信念を持つものもおるのだ。人が対立するのは、他の信念を理解し、受け入れてしまうことで己の信念を変え、自らの世界を変えることを恐れるが故じゃ」 <br />
<br />
「僕は、恐れません」 <br />
「ほう？」 <br />
「僕は自らの世界が変わってしまうことを、恐れません。僕が恐れるのは、理解できないこと、それのみです」 <br />
<br />
僕がそう言うと、彼は普段長い眉に隠れて見えない目を開いて僕を見つめた。 <br />
<br />
「やはり、わしの目に狂いは無かったようじゃのう」 <br />
「え？」 <br />
<br />
「賢、いや、普賢よ。己の世界を更に変える場所で学ぶ志はないか？」 <br />
<br />
「世界を変える場所？」 <br />
<br />
老人は深く頷いた。 <br />
<br />
「人間は、仙人界、とそこを呼ぶがのう」 <br />
<br />
僕は目を丸くしたけれど、気付くと、はい、と答えていた。 <br />
<br />
今となってはもう少し考えても良かったよなと思うけれど、どのみち仙人界に行くことは変わりなかったことを、僕はどこかで知っていたのだろう。 <br />
<br />
結果として僕の世界は絶えず変わり続けた。 <br />
理解の為には時として力が必要であることを知り、僕は理解のために、目的のために戦うことも辞さなくなった。 <br />
でもそれは自分が凶暴化したとか、そんなでもなくて、自分よりもさらに一途で、融通が効かなくて、戦うことを嫌う強固な信念に出会ったからだ。 <br />
<br />
確かにあの時、元始天尊様の言ったことに間違いはなかったようだ。 <br />
<br />
僕の信念と僕の世界は、大きく変わったのだから。<br />
]]>
    </description>
    <category>封神演義</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9/%E9%82%82%E9%80%85-%E6%99%AE%E8%B3%A2%E3%83%BB%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9-</link>
    <pubDate>Mon, 17 Aug 2009 06:18:06 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">roughdraft.blog.shinobi.jp://entry/20</guid>
  </item>
    <item>
    <title>乾坤の章（感想・北方水滸伝）</title>
    <description>
    <![CDATA[北方水滸伝18巻読了。 <br />
このまま一気に読み終えるぞ･･･！ <br />
ああ、せつない。でも楊令伝1巻は図書館で入手済みだし、早く楊令伝に入りたい気持ちもある。うずうず。 <br />
<br />
感想を書こうとしたのだけど、最後の印象が強すぎて、それにもういろいろありすぎて、読み終わって5分くらい「うぉあああああ」としか思えなかったし言えなかった。 <br />
感想イコールネタばれ直結というね。ヘタに書けない。 <br />
もうこの時期になってネタばれというのも変な話だけど、 <br />
読んだことない人に読んでほしいという思いもあって、その人たちにネタばれしてしまうのは、この物語は本当に楽しむべきだと思う以上、申し訳なくなってしまう。 <br />
このブログを読んでくださってる皆様、北方謙三の水滸伝読んで下さい。 <br />
封神に心酔してる人だったらきっとどっぷりハマります。 <br />
太公望みたいな信念もった人物、天化みたいな戦士、飛虎みたいな「漢の中の漢」がほんとにたくさんいます。かっこいいです。 <br />
<br />
たぶん明日かあさってには本編読み終えてまた「うぉああああ」な状態になると思います。楽しみでもあり、寂しくもあり・・・。 <br />]]>
    </description>
    <category>水滸伝</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D/%E4%B9%BE%E5%9D%A4%E3%81%AE%E7%AB%A0%EF%BC%88%E6%84%9F%E6%83%B3%E3%83%BB%E5%8C%97%E6%96%B9%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Tue, 28 Jul 2009 18:16:16 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">roughdraft.blog.shinobi.jp://entry/17</guid>
  </item>
    <item>
    <title>朱雀の章 （感想・北方水滸伝）</title>
    <description>
    <![CDATA[水滸伝17巻を読了。 <br />
<br />
なんだか、「時代の移り変わり」を感じる章でした。 <br />
時代というか、世代か。 <br />
<br />
○楊令大人になったね <br />
元から私より大人なわけなんだけど(そもそも楊志・林冲・秦明・王進に育てられていい男にならないわけがないし、魯達に学んで成長しないわけがない)。 <br />
でも、まるで彼の母親のような衝撃をうけなかったといえば嘘になる。 <br />
それにしても楊令の17巻時点での外見と声のイメージがわからない。 <br />
イメージだと175くらいになっていて、声はパクロミさんが宮田さんになりましたみたいな感じなのだけど(2人の間で変化はあるのか)。 <br />
<br />
○阿骨打の男前 <br />
新たに話に風と命を吹き込むように現れた阿骨打さん。熱いです。早く彼活躍しないかな～。でも早く活躍するとそれだけ&hellip;なので微妙な気もしなくもない。なんとなくイメージが解宝とかぶる。それは若い頭領だからだろうか。 <br />
そういえば彼は弁髪(ラーメンマン)してるのかしら？ <br />
<br />
○公孫勝と林冲 <br />
やっぱ、すごい仲良しじゃん君ら。 <br />
表面上いがみ合ってるのに命かかったとこで神がかってるくらい息ぴったりな君らが大好きだ。 <br />
しかし、そういう場面でいつも林冲が黒馬の王子様なのは私の目の錯覚ですか？ <br />
<br />
○前半の扱いがウソのような燕青 <br />
最初盧俊義殿の影なイメージ、袁明にとっての洪清みたいな位置付けだったのによくまあ出世したものだ。 <br />
彼がそれを望んでいるのかはわからないけれど。 <br />
<br />
彼は父親の守ってきたものを守ろうと思っている気がする。 <br />
それが彼なりの正義ならばそれでよいのだけど。 <br />
<br />
<br />
皆、志と前より言わなくなった。 <br />
それは、もうそんな段階というか余裕がないと思っているからだろうけど、なんだか「大丈夫かな」という気にもなってくる。 <br />
さてあと2巻か。 <br />
読むのさみしいから読みたくないけどでも読むぞ！ <br />]]>
    </description>
    <category>水滸伝</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D/%E6%9C%B1%E9%9B%80%E3%81%AE%E7%AB%A0%20%EF%BC%88%E6%84%9F%E6%83%B3%E3%83%BB%E5%8C%97%E6%96%B9%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Mon, 27 Jul 2009 08:59:33 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">roughdraft.blog.shinobi.jp://entry/16</guid>
  </item>
    <item>
    <title>書きたいものと読みたいもの。</title>
    <description>
    <![CDATA[ブックオフに行ったら <br />
安能版封神上巻と <br />
光栄版封神2～7巻が <br />
一冊105円でした。 <br />
<br />
瞬間レジに走りました。(笑) <br />
…で、いま読みたい本は <br />
<br />
水滸伝18・19巻 <br />
替天行道 <br />
楊令伝1～9巻<br />
楊家将上下<br />
血涙上下<br />
北方版三國志全13巻 <br />
安能努版封神演義上中下 <br />
光栄版封神演義1～7巻 <br />
<br />
分かって居るだけで39冊 <br />
<br />
…え、いちにちいっさつですか(9月までで換算) <br />
<br />
TOEICとかバイトとかあるんですが。汗 <br />
それにお金がorz  <br />
封神は古本を回るかな…北方版は今売れてるとこだしな。 <br />
<br />
それ以外にも学術関係でちゃんと本を読んでおきたいこの夏休み(半分過ぎた)。 <br />
<br />
漫画もな～封神完全版コンプしたいんだよな～(現在単行本全巻が実家にある状態)。 <br />
るろ剣も最後まで集めたいし～ <br />
横山版水滸伝と三國志読みたいし～ <br />
蒼天航路ちゃんとそろえたいし～ <br />
西遊妖猿伝も読んでみたいし～<br />
(元は最遊記→西遊記好きでもある)<br />
<br />
…だめだ、カモられる、自分。 <br />
ただでさえ蓄財しなきゃならないくせに現時点の書籍代でかなり圧迫されてるのに(後悔はしていないが←)。<br />
<br />
<br />
お金がほしい(:_;) <br />
<br />
<br />
んで次に、今書きたいと思うネタ帳(メモ)。 <br />
<br />
○普賢の過去 <br />
○妲己の過去 <br />
○聞仲の過去 <br />
○王天君と楊ゼン <br />
○封神台の中<br />
<br />
今はなんとなく本編のメインストリーム以外の、どうしてそういう人物になったか、とか、出てないときになにをしてたかとかそういったところを書いてみたいと思っています。 <br />
表の話はフジリューの描写があれば十分で、そのメイキング的なものを捏造(苦笑)してみたいなと。 <br />
<br />
空白の時間の話を書くことでもっと深く深く、私なりにキャラを理解したい側面もあるので。 <br />
<br />
<br />
北方水滸伝の二次も書きたいのですが、未だ(自分で動かすのに十分なほど)キャラと物語を深く理解してるとは思えないので、できて秋くらいからかなあ、とか思っています。気まぐれで書いてしまうかもしれませんが。 <br />
<br />
史進のメンタルとか書いてみたいなあ…<br />
]]>
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    <category>雑記</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E9%9B%91%E8%A8%98/%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A8%E8%AA%AD%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%80%82</link>
    <pubDate>Mon, 27 Jul 2009 00:50:39 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>はくしゅれす・１</title>
    <description>
    <![CDATA[拍手が稼動した！やったー！<br />
ありがとうございます！！<br />
レスが遅くなってしまって申し訳ないです。<br />
拍手のメッセージチェックのやり方をわかってませんでした。汗<br />
<br />
＞悠木ハナさま<br />
<br />
<span style="color:#FFFFFF">2度のご来訪、ありがとうございます！<br />
気に入っていただけたようで嬉しいです。<br />
私も太公望が好きで、漫画を読んでいて感じた彼の雰囲気を大切にしたいと思いながら書いているので、その空気を感じていただけたのならそれほど嬉しいことはありません。<br />
はじめたばかりのサイトではありますが、見守っていただければ幸いです。<br />
またのご来訪、心よりお待ちしております。<br />
本当にありがとうございました♪</span><br />
<br />
※追記<br />
拍手お礼SS書きました！（爆<br />
封神終了後の太公望。（好きだなオイ）<br />
私のなかではかれは計画終わったあと桃源郷で桃栽培してるのがデフォルト設定です（笑）。<br />
王天君は桃にそんなキョーミないので出て行ってます。たまに還ってくるようです。]]>
    </description>
    <category>拍手・コメントレス</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E6%8B%8D%E6%89%8B%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9/%E3%81%AF%E3%81%8F%E3%81%97%E3%82%85%E3%82%8C%E3%81%99%E3%83%BB%EF%BC%91</link>
    <pubDate>Fri, 24 Jul 2009 16:52:40 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>flyingdragon（四不象・封神演義）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>今まで書いたことない、読んだことない人物の話を書いてみたくて思いついたのが彼でした。<br />
・・・長いかも。<br />
<br />
脇役、な彼だけど、彼が居ないと封神は成り立たないのです。<br />
<br />
<br />
flyingdragon・・・・・・・・・・・・・<br />
<br />
「パパ！」<br />
「あなたっ！」<br />
<br />
それはまだ、ボクがご主人のもとに来る前の話ッス。<br />
<br />
<br />
<br />
スープーパパ－彼が独身だったころの名前は誰も知らない－はその日、瀕死になりながら愛する家族の待つスープー谷に帰ってきた。<br />
スープーママは彼の姿を見るなり彼にすがりつき、涙をこらえながらスープーシャンにベッドの用意をさせ、夫をベッドに寝かし付けて、つきっきりの看病を始めた。<br />
<br />
いったい、どうして？<br />
なんでパパが、こんな目に？<br />
<br />
母の憔悴ぶりを見ていたらとてもそんなことは聞けず、<br />
スープーは戸惑いながら、父の勤め先でもある崑崙山へ薬を受け取りに行く日々をすごした。<br />
その崑崙でも、父の大怪我の理由は誰に聞くことも出来なかった。<br />
<br />
何日か経った頃。<br />
「ただいまッスー・・あれ、ママ！」<br />
「あら、おかえり、スープーシャン。毎日毎日、ありがとう」<br />
父が帰ってきてから付きっ切りだった母が、なんだか嬉しそうにキッチンに立っている。<br />
<br />
「パパが、やっと目を覚ましたのよ！今まではずっとお薬と仙桃エキスだけだったけど、目覚めたら流動食からって言われていたの。ちょっとおかゆが続くけど、ママがんばっちゃうから！カップケーキは我慢してね、スープーシャン・・あらま」<br />
<br />
最初の一言を聞くや否や、スープーシャンはもらってきた薬もそのままに、父の寝室へと飛んでいった。<br />
<br />
「パパ・・パパァ！」<br />
「・・スープーシャンか」<br />
「パパ・・め、さましたっスね、パパ、よ、よかったッス・・うぅ・・パパァ」<br />
「こらこら、泣くんじゃないですネェー、スープーシャン。男の子でしょう？」<br />
「うう・・ひっく」<br />
寝室にたどり着いてみれば、そこには確かに寝台から少し身を起こした父が居た。<br />
1週間寝たきりになっていたせいで、心なしか肉が落ち、小さくなったような気がする。<br />
でも紛れもなく、父は目を覚ましていた。声もすこし力なかったが、紛れもなく父のものだった。<br />
<br />
「だって・・だってパパ死んじゃうかも知れないって思ったッスよ！」<br />
「心配をかけましたネェー。でももう、大丈夫デスよ」<br />
<br />
肩をぽん、とたたかれて、スープーシャンは自分でも衝動が抑えられなくなって、聞きたくて仕方なかった事を訊いていた。<br />
「パパ・・・どうしたッスか、そのケガ。普通に朝、お仕事って言って出かけていったっスよね？<br />
パパ・・ずっと教えてくれなかったけど、パパの御仕事って、いったい何をしてるっスか？<br />
ボクに、お前もきっとおなじ仕事に就くからそのうちわかる・・・って、ボクはいったい何をするッスか？<br />
何で、なんでそんなケガ」<br />
「おちつくデスネェ、スープーシャン」<br />
<br />
父は彼をベッドサイドにおいたイスにすわらせると、静かに語りだした。<br />
「元始天尊さまを知っているね」<br />
「はい、パパの上司さんッス」<br />
「パパは、元始天尊さまの乗り物をしている、いや、していたですネェ」<br />
「・・のりもの？元始天尊さまの・・？」<br />
「そうですネェ。私たち霊獣にとって、立派な仙人や道士におつかえすることはこの上ない名誉ですネェ」<br />
「・・・すごいっス！！パパは、この世で一番の仙人さまにお仕えしてるっスね！仙人の誰かの乗り物をしてるのは知ってたッスけど、なんで今まで言ってくれなかったっスか？パパは、ボクの誇りっスよ」<br />
「まあ聞くですネェ。スープーシャン、元始天尊さまがどんなお仕事をしているか、知ってるですネェ？」<br />
「元始天尊さまのお仕事・・・お弟子さんにけいこをつけることッスか？」<br />
「それだけじゃないですネェ」<br />
「え？」<br />
「元始天尊さまは、崑崙の仙道みんなを守るために、ときに戦わなければならないのですネェ」<br />
「・・・戦う・・って、じゃあ、パパのそのケガは」<br />
<br />
父は静かに頷いて、スープーシャンの顔を見た。<br />
「乗り物の仕事は名誉、しかし、名誉ということは危険もついて回るのですネェ。今回元始天尊様を守りぬくことは出来たデスが、次に趙公明が攻めてくれば、また元始天尊様をお乗せしてお守りすることは、難しいかもしれないですネェ」<br />
「じゃあ、ボクたちに言わなかったのは・・・」<br />
「乗り物である霊獣になにかあれば、元始天尊さまのお役にたつことが出来なくなるですネェ。そんな卑劣なことをしてくる仙道はなかなかいないデスが、言うわけにはいかなかったですネェ。・・許してほしいですネェ、スープーシャン」<br />
「・・・・」<br />
<br />
スープーシャンは、とても不安な顔をして、うつむいていた。<br />
「・・・ボクも、戦いに出るっスね」<br />
「そうなるかも、しれないですネェ。元始天尊さまの乗り物は、スープー一族が代々担ってきたですネェ。」<br />
「ボク、・・・・ボク、パパみたいに、戦えないッス。パパみたいに大怪我して、危ない目にあって、・・それでも、お一人のご主人をお守りできるかなんて、・・こわいッス、ボク」<br />
「スープーシャン」<br />
<br />
スープーシャンが顔を上げると、今まで父が見せたことのない顔をしてスープーシャンの目を見ていた。<br />
「ご主人に命をかけておつかえする。これが霊獣の血、そして代々元始天尊さまにお仕えしてきたスープー一族の血に流れる誇りですネェ。お前にもこの血が流れているのです。不安に思うことがあろうと、その血が流れている限り、お前にはそれを出来る勇気があるのですネェ。それにお前はきっと、元始天尊さまに勝るとも劣らない、忠義を尽くすご主人にめぐり合うですネェ」<br />
<br />
「・・・え・・・」<br />
<br />
元始天尊様以外の？<br />
<br />
そう聞こうとした時、丁度母が3人分のおかゆをお盆にのせて入ってきて、それ以上聞くことは出来なかった。<br />
まだ幼いスープーシャンは完全に父の言ったことを理解したわけではなかったけれど、<br />
ただスープーシャンがわかったのは、<br />
<br />
父が誇りを持って仕事をしていたこと。<br />
その父が、自分にもきっとできる、といってくれたこと。<br />
それが、なんだかとても心強くて、父がとてもかっこよく見えたこと、その3つだった。<br />
<br />
久しぶりに3人で食べた食事は味が薄かったけれど、今まで食べたおかゆの中で一番おいしかった、とスープーシャンはおもった。<br />
<br />
<br />
「ゆくぞ、スープー！」<br />
「ラジャーッス！」<br />
<br />
そして今彼は、彼の唯一の主人を見つけた。<br />
彼は戦いになるといろいろセコい手は使うし、気がつくと怠けてばかりだ。<br />
元始天尊さまに勝るとも劣らないのかはそのへんよくわからないが、<br />
<br />
「ここを乗り越えたら、休憩するとするかのう」<br />
朝歌まで突っ走った後は必ずこうして休息をくれるし、<br />
なんだかんだで自分よりもスープーのことを考えていたりする。<br />
<br />
そんな彼の「ご主人」のためなら、父のように倒れても自分は主人を守ろうとするだろう。<br />
そんなことは考えなくても、もう彼の体がそう動くようになっていた。<br />
<br />
「休憩ばっかじゃないっすか」<br />
そういいながら、スープーはふわりと宙を舞った。<br />
<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>封神演義</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9/flyingdragon%EF%BC%88%E5%9B%9B%E4%B8%8D%E8%B1%A1%E3%83%BB%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Fri, 24 Jul 2009 13:14:18 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>16巻でうんたらかんたら(北方水滸伝)</title>
    <description>
    <![CDATA[北方水滸伝16巻読破！ <br />
ぶっ通して読んでいるため15巻との内容の境目があいまいなんだけど、ちょっと感想をまとめてみる。 <br />
<br />
○林冲と史進 <br />
この2人が好きすぎる。なにこの似た者兄弟(違うけど)。二人揃ってワガママ(彼ら曰く依頼)言ってみたり、一緒に焼饅頭食べてみたり、なんだか兄弟にも見えるし部活の先輩後輩にも見えてくる。 <br />
本人たちが特に親しいとか思っているわけじゃなくても「馬が合う」感じの彼らを見ていると、素直に「こういう関係いいなあ」と思う。 <br />
たぶん友情、なのかな？ 先輩と後輩の場合の親しさをうまく表す言葉を良くはしらないけど。 <br />
<br />
この二人恐れられる事はあるけど、なんだかんだ好かれてると思う。林冲は梁山泊のなかで一番(かどうかは知らないが)「友達」多いんじゃないか。魯智深、安道全、白勝、公孫勝(笑)。 <br />
ちなみに私は一緒に腕食べたコンビがかなり好きです。あと見られるんかなあ&hellip;。あ～、魯智深さまー！ <br />
史進は皆の弟かつ若年チームの皆の兄貴な感じで李俊とタメはってればいいと思う。読み始めたときにほぼ同い年だったからなんだか友達が中に居るみたいな感じで彼の所を読んでしまうんだけど、彼が成長するのを見るとなんだか自分と重ねてしまう。いつのまにか年上の部類に入ってくとかね。 <br />
なんだか他人とは思えないキャラになりつつあります。 <br />
まあ彼のもつ才能とか覚悟には到底敵いませんが。 <br />
<br />
史進的な旦那がほしい&larr;え <br />
<br />
○水軍フリーダム <br />
度々お邪魔してるサイト様で水軍のフリーダム具合を読んでいて「水軍こんな感じだったっけ？」と、水軍をつかみきっていなかったんだけども、賭けの話でようやく「あ、水軍フリーダム」だという事を理解した(笑) <br />
あの賭け、今の状態(17巻前半)だとどういう結果になってるんだろう&hellip; <br />
<br />
○強い男も強い女の前ではヘタレである&larr;結論 <br />
李立と小七ドンマイ。 <br />
&hellip;いや、それだけじゃなくて。 <br />
顧大嫂みたいな女性になりたいと思った。女としての強さって、ああいう強さを言うんじゃないかなあ。 <br />
彼女を支える物ってなんだろう。記憶？志？与えられた仕事？ <br />
それを知ることが出来たら少し彼女に近づけるような気がする。 <br />
<br />
○子午山に籠りたい <br />
楊令と張平を見てると人の正しい育ち方を見ている気分になる。 <br />
自分も叩き直されたい(他力本願) <br />
それは無理だけどせめて彼らに恥じない生活をしたいもんだ。 <br />
という訳で働くよ&hellip;生きるために&hellip;！&larr; <br />
<br />
だらだら書きましたが要は史進が猛烈に気になるという話でした。(笑) <br />
<br />
前は魯智深・林冲・楊志が不動！だったんだけどなあ。 <br />
<br />]]>
    </description>
    <category>水滸伝</category>
    <link>http://roughdraft.blog.shinobi.jp/%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D/16%E5%B7%BB%E3%81%A7%E3%81%86%E3%82%93%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%9F%E3%82%89-%E5%8C%97%E6%96%B9%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D-</link>
    <pubDate>Fri, 24 Jul 2009 09:56:08 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">roughdraft.blog.shinobi.jp://entry/11</guid>
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